2013年1月7日月曜日

MacによるXBeeのFW書き込み

MacでXBeeのFW書き込みをするためにVirtualBox上でWindowsXPを動かしてX-CTUを使っていましたが、これだけのためにWindowsを起動するのが面倒くさくてOS-Xから直接やることができないか検討してみました。
X-CTUで書き込みをしているXBeeのDI/DOのピンからUSB-Serialの基板のRxDに信号を繋いで転送プロトコルの内容を見てみました。

どうもat%pコマンド(ATコマンドモード時)というマニュアルに存在していないコマンドを発行して通信しているようです。このコマンドを発行した後にデータを転送しているようなのですが、この転送しているデータの中身がXBeeのeblファイルやehxファイルの中身とは別物でどうやって生成しているのかが判りませんでした。

で、色々ググっていたのですがmoltosenso Network Manager IRONというFreeのツールがLinuxやMac OS-X用に存在していてFWの書き込みが出来るようなので試してみました。
ちょっとUIに癖がありますが、FWのファイルを用意して書き込みをするとちゃんと書き込み出来ました。書き込みはやはりat%pコマンドで書き込んでいるようです。

X-CTUの場合はModem XBEE, Function Set, Versionという項目を選択するところをファイルを直接指定して書き込みするのが判りにくいですが、ZBのCordinator APIの場合はXB24-ZB_21A7、ZBのRouterAPIの場合はXB24-ZB_23A7を選択することで書き込むことができます。
どのバージョン番号がどのFunction Setに相当するのかはmxiファイルを見ると先頭部分に書かれています。

これでいちいちWindowsを立ち上げる必要がなくなりました。


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