2015年5月1日金曜日

KiCadで回路図用部品作成

KiCadの場合、EAGLEと違って部品が回路図用のコンポーネントライブラリ(.libファイル)と基板デザイン用のフットプリントライブラリ(モジュールライブラリ、.kicad_modファイル)、両者の対応を記述するCvPcbで生成される関連付けファイル(.cmpファイル)で構成されています。
私はEAGLEのほうが特殊でKiCadの管理の仕方のほうが理にかなっていると思います。
今回もEAGLEの時と同じで、基本的には自分のLocalに使う部品を集めて管理します。
基本的には標準ライブラリに存在しているものは確認してコピーして使用、ないものは自分で作るという方針で自分のライブラリを育てていきます。あとはEAGLEから変換することも出来るようです。
コンポーネントエディタの使い方は詳細な日本語マニュアルがあるので割愛します。
KiCadは日本語の詳細なマニュアルが付属しているので非常に助かります。
自分のライブラリを育てるためには、最初にメニューバーの設定ー>アクティブなライブラリを設定でユーザー定義パスを設定する必要があります。
あとは近い形のものを標準ライブラリから読み込んで編集し名前を付けて保存していきます。
私は試行錯誤で色々EAGLEと同じように部品ごとに回路図用記号を作成してしまい失敗しました。
KiCADの場合は例えば4ピンのコネクタなら1種類回路記号を作って、フットプリントとの結びつきで部品を分けるべきでしたが、種類ごとに同じ形の回路記号を作ってしまいライブラリに無駄な部品が沢山出来てしまっています。
それ以外の注意点は、標準ライブラリと同じ名前の部品を作らないこと、後でわかりやすいグループ分けでライブラリを作ることと、0.1inchのグリッドで端子を付けておく、ピンの番号を確認できるように表示するということぐらいです。

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